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多様性が必要!『攻殻機動隊』に学ぶ チーム・組織論

草薙素子 バトー

みなさん、オルカーー!!

アニメをネット配信動画(VOD)で見る人のための情報サイト「あにまんど速報」の管理人、さかまた凪(@anime_VOD)よ。

ナギって呼んでね!

ナギ

『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』を視聴しましたが、そのときにおもしろいやり取りがありました。

それは、チームづくりのヒントとなるようなものなので、ココに記しておきたいと思います。

同じ規格品で構成されたシステムは…

『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』にはこんな会話シーンがあります。

トグサ「なんで俺みたいな男を本庁から引き抜いたんです?」

素子「戦闘隊員としてどんなに優秀でも、同じ規格品で構成されたシステムは、どこかに致命的な欠陥を持つことになるわ。 組織も人も、特殊化の果てにあるのは緩やかな死、それだけよ。」

解説

『攻殻機動隊』の主要メンバーが所属する公安9課は、草薙素子少佐を筆頭に「軍隊上がりの、義体化(サイボーグ)集団」です。


(c)士郎正宗・Production I.G / 講談社・攻殻機動隊製作委員会

そんな中で、1人だけ「トグサ」という男性は、異色な存在なのですよ。

実際、草薙素子はトグサをこんなふうに言い表しています。

  • 所帯持ち
  • サイボーグ化しておらず、生身
  • 経歴が真っ白(警察出身)
こういう人がいることは、チームとして必要なことだと言ってるわけね

ナギ

「攻殻」の世界で言えば、チーム全員がサイボーグ化(義体化)していることで共通の弱点ができてしまいます。それは望ましいことじゃない。

また、チーム全員の経歴が真っ黒な状態だと、表向きの活動がしづらいという弱点も思い浮かびますね。

生身の人間で、かつ、経歴も真っ白。そんなトグサだからこそできる任務ってのがある。草薙素子少佐は、そういうふうに考えたんじゃないかな。

もう少し一般化すると:
チームにはいろんなバックグラウンドを持った人材が必要であり、いろんな強みを持った人間が必要だ。

類似の指摘

「多様性の重要性」という意味で言えば、イギリスの思想家 J.S.ミル も主著『自由論』の中で同じ旨のことを言っています。

性格の強い人がたくさんいた時代や地域には、変わった人もたくさんいた。そして一般的に、社会に変わった人がどれほどいるかは、その社会で、ずば抜けた才能、優れた頭脳、立派な勇気がどれほど見いだされるかにも比例してきた。

引用元:J.S.ミル『自由論』(斉藤悦則訳)163頁、光文社古典新訳文庫、2012年。

「優れた人が多い集団には、色んなタイプの人間がいるものだ」「だから、あなたも個性を発揮し、変わった人になろうね!」とミルは説きます。

この著作は、人間の言葉を学んで10年たった今までで、3本の指に入るレベルでおもしろい。

MEMO
いまから5年前、「周りと同じことをしなきゃ…」としんどい思いをしていたわたしには、ズバリ刺さる著作でした。生き方を変えて、好きなものは「好き」と、やりたいことは「やりたい」と、しっかり言えるようになったきっかけをくれたのが、この本です。
ぜひ読んでほしいわね!

ナギ

ちなみに ジョン・スチュアート・ミルといえば、「最大多数の最大幸福」で有名な功利主義者ジェレミー・ベンサムの後継者として知られています。知ってる人もいるんじゃないかな〜。

「けもフレ」に学べ!

サーバルちゃんは言いました。

フレンズによって得意なこと違うから!

優しい世界

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みんな違ってみんないい

草薙素子 バトー
© 士郎正宗・Production I.G / 講談社・「攻殻機動隊ARISE」製作委員会

「言ったことを忠実に実行させる」軍隊のような組織であれば、末端の人間は均質化されている方が望ましいかもしれません。

しかし、それでは「言われたことしかできない」ような人が大量生産されるばかり。

クリエイティブな仕事だったり、臨機応変な判断が必要となる組織だったりすると、多様な人材がいたほうがいいものができやすい。

もし、麦わら海賊団が「みんな剣士」だったら、たぶんあんまり強くないでしょ。

もし、サトシのパーティが「みんな電気タイプ」だったら、地面タイプで壊滅します。 ゴローニャで詰みw

わたしはもともとシャチですが、シャチの集団(ポッド)だって、わたしに狩りを教えてくれたお兄さんと、わたしに言葉を教えてくれたお姉さんとは、別のシャチでしたよ。

色んな人がいるからこそ、チームはおもしろい。

もし、あなたがチームを引っ張る立場になったら、必ず「多様性」は念頭に置くといいんじゃないかなと思います。

以上「あにまんど速報」管理人の、さかまた凪でした。またね〜。

ナギ