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「オタク趣味」を隠すのって、しんどくない?

VODでアニメ視聴する人のためのブログ「あにまんど」の管理人(@anime_VOD)です(`・ω・´)

突然だけど、おまえらって「オタク趣味」を隠してる?それとも公言してる?

オタクなら一度は悩むであろうこの問題について、書いてみようと思います。

オタクの語義

プラトンの指摘を待つまでもなく、これから話をすすめるにあたって言葉をしっかりと共通理解をもっておかないと、議論が空虚なものになりかねない。

とりあえず本エントリーにおける「オタク」の語義を先に定めておきます。2018年時点では、「オタク」という言葉に大きくわけて2つの語義があると思う。

  1. ある物事(ジャンル)に精通していること、マニアであること
  2. アニメ、ゲーム、アイドルなどの趣味を持つこと

本来的には「1. ある物事(ジャンル)に精通していること」が原義なのだろう。1

しかしこのエントリーでは、タイトルにあるように「趣味を隠すか隠さないか」の話をしているので、とりあえずゆる〜く「アニメやゲームやアイドルなどの趣味全般」としておきたい。

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オタク趣味を隠すべきなのかどうか問題

「オタクであることを隠すべきなのかどうか」という問題については、いくつかの類型を見出すことができるので、3つのパターンに分けてみようと思います。

一般人に擬態するオタク、ある程度オープンにするオタク、完全にオープンにするオタク…の3種類です。

一般人に擬態するタイプ

職場や学校では「一般人」としてふるまい、オタク趣味を隠している人も結構たくさんいますよねー。自分の周りにもこのタイプの人は多い。

そんな人も、家に帰るとアニメにゲームに同人に…と、忙しい日々を送りがち。むしろ「帰宅してからが本番、ここからが本当の自分だ」というような「スイッチ」を入れるので、わりとガチめな人も多かったりする。

会社ではそんな素振りをまったくみせないのに、家に帰ったらネトゲに廃課金してるオタクとか、いるよね(

出るまで回し続ける課金廃の鑑!! ©黒曜燐/comico/ススメ!ネト充プロジェクト

いまちょうど「ヲタクに恋は難しい」というアニメをやっていて、主人公の桃瀬成海は会社のなかで「一般人」に擬態した「隠れオタク」として振る舞っている。

ほぼ最速配信!『ヲタクに恋は難しい』がAmazonプライムビデオで独占配信中

同人誌書いてるときの成海どん。

成海どんbefore ©ふじた・一迅社/「ヲタ恋」製作委員会

そんな彼女も、会社に行くとこうなる。

after ©ふじた・一迅社/「ヲタ恋」製作委員会

別人すぎワロタwww

こんな感じで「一般人に擬態する」というタイプのオタクは結構多い。理由は大きく2つあると考えられる。その1つは自衛のため。

サラリーマンやっててイヤでも「社会人」として生きていかなきゃいけないような人の場合、「オタクである」ということを公にするだけで、その人の社会的地位は下降してしまうらしい。

学校でも事情は同じようなもので、オタク趣味を持っている人だけでいわゆる「スクールカースト」の下の方に位置づけられることも多いから、公言していないような人もいるみたい。

未だに「オタクは犯罪者予備軍」なんて前時代的なことを言ってるような人もいるからね…。

なんだこのオッサン ©大川ぶくぶ/竹書房・キングレコード

「一般人に擬態する」もう1つの理由として、職場や学校以外で趣味を共有する場を持っている…ということが挙げられる。

わざわざ職場や学校で趣味を共有する必要がない…と考えて、オタク趣味を「隠す」というよりも「あえて言っていないだけ」というスタンスの人もいる。

  • どうせパンピーとはわかりあえない
  • ネット上や他のコミュニティで、共通の趣味を持つ友人がいる

というのがその理由らしい。

ただし、このタイプは「オタバレしないように気を遣う」という、ある種のめんどくささがある。これが圧倒的なデメリット(これについては後述します)。

ある程度オープンにするタイプ

自分のオタク趣味に関して「完全にではないけれど、ある程度オープンにする」というタイプの人もいます。

(気持ち悪い言い方だけど)ポケモンやモンハンなど、自分の趣味のなかでそこそこ「市民権」を得ているものを堂々とオープンにしておく…というスタイル。

ちゃっかりアニメが好きだということも公言しておく。でも「痛い」ところは見せないようにする。そういう微妙なさじ加減が求められますw

さりげなくGGOアイテムをつけるカレン (C)2017 時雨沢恵一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/GGO Project

さり気なくグッズとかもつけちゃう。あくまでも「さり気なく」というのがポイントだったりする。わかる人だけわかればいい。ある程度までのところで「これ以上踏み込んでくんな」オーラを出しとけば、あとは同類以外寄ってこない。

  • なんとなくそういう人だと周りが察してくれる
  • 同類を呼べる

などのメリットがありますねー。ただし周りの人たちと共通の趣味がないことが多く、そのコミュニティの中では孤立しがちというのがデメリット。

完全にオープンにするタイプ

あんまりいないタイプかもしれないけど、オタク趣味を「完全にオープンにする」というのも1つの手。

学校の教室で休み時間に堂々とラノベ読み漁ってる人とかはこのタイプですね。 往々にして群れたがらず、自分の世界をしっかり持っている。

周りも「あいつはそういうやつだ」と察してくれる一方で、変にイジられたり、蔑まれたりすることもある。

自分は「ある程度オープン」派

自分は「ある程度オープン」勢です。「好きなものは好き、それでいいじゃないか」というスタンス。

ただし、完全にオープンにすると、やたらとネタにしていじってきたり、他人の趣味に干渉してくるようなクソ鬱陶しいやつがいるので、いじられない程度のラインは引いてる。

アレキ先生

これ以上近づくなオーラ(イメージ図) © 2017 市川春子・講談社/「宝石の国」製作委員会

あれだ、肉を切らせて骨を断つ、みたいな(それは違う

そもそも、隠さないようにしているのには理由がある。

好きなものを「好き」と

1つは、好きなものを好きといえる世の中であるべきだという基本思想があるから。

別に悪事をはたらいているわけでもないのだから、隠すのはおかしいでしょってこと。

自分を偽るのはしんどい

もう1つ、「隠す」ということは自己を偽るということであり、そんなことをしていてもしんどいだけ。特に、友人や恋人といった近い関係になってくるにつれて、隠していることが負担になってくるのは目に見えています。

  • カラオケでも無難にやりすごせるように「一般的な」趣味を偽装してみたり
  • 話題についていくために、芸能ニュースをチェックしてみたり
  • 周りにあわせて「オタク」をバカにしてみたり

…そういうことするのってしんどくない? ピクシブが運営する pixivision ってメディアの編集長さんも、昔それで失敗したんだそう。

やっぱり、好きなモノを「嫌い」というのは辛かったことにやっと、やっと気がついたんです。

引用元:リア充隠れオタになってオタクを馬鹿にしていたら心が死にかけた話

趣味なんて、いっそ明かしちゃったほうがよっぽど楽なんじゃないかな。オタク趣味を知って離れていく程度の人なら、最初から縁がなかったんだと思う。

『ヲタクに恋は難しい』で、主人公の成海が過去に付き合った男性と破局に至っているのはすべて「オタバレ」が原因らしい。しかし、そもそもある程度「オープン」にしておけば「オタバレ」なんてリスクは存在しなくなるよね。

自分にとって大切な人と関わるときほど、自分を偽るのはやめたほうがいいんじゃないかな。

アニメ録画の消化が追いつかない、時間がないなら、考えるべきこと

それではまた~ノシ

  1. それがアニメ、ゲーム、鉄道、PC、スポーツなど、「何のジャンルであれ、オタクというのは誰よりも知識と熱を持っているべきだ」という考え方を見ることができるのは、この原義に基づいた考え方だといえる。 「ガチすぎる知り合いがいるから、自分なんか全然オタクじゃない」と謙遜する人がいるのは、その人が「オタク」という言葉を「1. マニアであること」と定義しているからである。