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黄金コンビ再び!『アオイハルノスベテ』がおもしろい【庵田定夏×白身魚】

VODでアニメ視聴する人のためのブログ「あにまんど」の管理人(@anime_VOD)です(`・ω・´)

庵田定夏さんと白身魚さんによるライトノベル『アオイハルノスベテ』読んでみたらめっちゃおもしろかったです! 『ココロコネクト』の黄金コンビが帰ってきた!!

まだ読んでない人にはぜひ読んでほしいので、推薦文を書こうと思いますw

※未読の人を対象としているため、本筋に関わるネタバレは回避しています。既に読んだ人向けの「感想」記事はまた後日投稿予定。

『アオイハルノスベテ』をおすすめする

とりあえずこれを見てくれ〜。

挿絵をつなぎあわせて公式動画を作ってくれてますが、やっぱり白身魚先生のイラストは本当にステキですよね!!大好き。

庵田定夏×白身魚が贈る完全新作、始動!

「もう一度、高校生活をやり直せるとしたら、どうする?」輪月高校に入学した生徒だけが発症する不思議な能力――《シンドローム》。その力で横須賀浩人は、三年間の時間を強制的に巻き戻されてしまった。どうしてこんな状況になったのか、誰の力が原因なのかも分からず、残っていたのは微かな記憶だけ。そんな中で浩人が掲げた目標は――白紙になった三年間を、最高の高校生活としてやり直すこと!? 交流のない幼馴染みやマニアックな男友達、さらに近寄りがたい美少女との接触からすべてが始まる、オールデイズ青春グラフィティ!

引用元:アオイハルノスベテ|ファミ通文庫

テーマは「青春」!

「アオイハルノスベテ」というタイトルと、上のPVを見てもらったらわかるように、テーマは青春です。どストレートです。

葛藤、苦悩、成長。

前作『ココロコネクト』で多くの読者を魅了した、あの「庵田定夏節」は健在でした。

読み始めるとページをめくる手がとまらない。一気に読み切ってしまった。

https://twitter.com/anime_VOD/status/1005500848418349056

今回も前作同様に、主人公たちが通う学校に超常現象が迫るわけなんだけど、やっぱり主題は「現象そのもの」ではない。主題はあくまでも「人間」でした。

その超常現象とのかかわりを通じた、主人公たちの内面的な成長にひたすら焦点を当てています。

ご都合主義的に話は進まず、主人公たちはそれぞれ壁にぶち当たり、けっこうハードな苦境にも立たされます。

MEMO
そんな中でなかなか一歩を踏み出せない子もいて、それを読んでいるとむず痒くもあり、胸をえぐられるようでもあり、心地よくもある。

特に本作の主人公(横須賀 浩人)は、内面にどうしようもない絶望的な闇を抱えているんだけど、それとどう向き合うのか…というところが見どころの1つ。

吹っ切れた後の彼はめっちゃカッコよかったです。

それから、記号的にわかりやすく「ああ、この子たち青春してるなあ…」と感じるようなシーンも出てきます。

制服着て自転車2人乗りをやってるシーンが出てくるんだけど、そこが第1巻の中では一番好きなんですよ〜。挿絵もあって尊さが倍増しでした。

画像出典:公式PV|YouTube

興味深いことに、管理人の見落としでなければ第1巻の中で青春という言葉は1回しか出てきません。その1回はとても効果的な場所で出てきて思わず唸ってしまった…!

どこでどんな風に出てくるかは、本編を読んでのお楽しみ

シリアスとエンタメ

本作では確かに主人公たちの成長と、それに伴う葛藤や苦悩をひたすら描いてくれるんだけど、一方で説教臭い感じは全くない。

画像出典:公式PV|YouTube

それに、シリアスな展開や空気だけが全体を支配しているという感じはなくて、むしろ軽妙な掛け合いとスカッとするエンタメ性を兼ね備えている。

以下の一節なんかは、前後がめちゃくちゃ重苦しい場面なんだけど、前後を邪魔しない程度に軽い会話が出てくるんですよね。

「でも…わたしがダメな、面白くない奴ってばれちゃったから…」
「初めからばれてるだろそんなもん」
「ひ、酷い! 今のは酷い!」
岩佐はカーペットをばたばたと叩き、忙しく抗議する。

引用元:庵田定夏『アオイハルノスベテ』第1巻 177頁、ファミ通文庫、2014年。

だから読んでておもしろい。

…それからエンタメ性といえば、今作でもやっぱりプロレスネタが登場します。プロレスが自身のペンネームの由来になってるだけあってさすがすぎるぞwww

というか、今回はプロレスが大活躍します。マジです。さすがアンダーテイカー。

かってな親近感

  • 大阪府出身
  • 公立の進学校を出てるっぽい
  • 決して主流派ではなかったクラスでの立ち位置
  • 世代的な近さ(作者とはおそらく3-4歳差)

…などなど「あにまんど」管理人との共通点も多そうで、かってな親近感を抱いていますw

もしかしたら母校のセンパイだったりして。なんて妄想を膨らましつつ…。

庵田定夏先生の作品って、1990年前後に生まれた人にはとても「刺さる」ものになってるんじゃないかと思います。有名な「ゆとりずむ」さんも前作は読んでたみたいですね。

参考 会社員(25歳)がココロコネクトについて感じたことを書いてみるよゆとりずむ

前作『ココロコネクト』は長編8巻+短編3巻の11巻あるけれど、こちらは5巻で完結してしまいます。いきなり11巻も読むのは気が引ける…という人は、先にこちらを読むのをオススメしておきたい。

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アニメ化を希望!

『アオイハルノスベテ』にも超常現象が登場するんだけど、むしろ本作の真髄は人間ドラマにある。ぜひアニメ化されてほしい…と願ってやみません。

それにしても第1巻のラストが衝撃的すぎて、もう読み終わったらすぐに第2巻を読みたくなるやつです。


アオイハルノスベテ (ファミ通文庫) 第1巻

ふたたび筆を執ってくれた庵田先生に、ありがとう。

あの、まっすぐな日々に会いにいこう。

それではまた~ノシ